休みを利用して
近くの海岸線に写真を取りに出かけた。
背中は痛むが、気晴らし、気晴らし。 野北の海岸まで行ったが、そこの駐車場は有料なのを思い出し、Uターンして二見ケ浦へ向かう山道へと向かった。 お、見つけた見つけた被写体。 でも なかなか車を止めて写せるような所が無い。 しばらく走ってやっとあったので、外にでる。 ここからだと海も見える。 また、しばらく走っていると目の前に白い犬が現れた。 行き先の道をふさぐかのように横切りながら近寄ってくる。 なんとなく気持ち悪い。 飼い主に捨てていかれたのだろうか? とりあえずやり過ごしてスピードを上げる。 でも引かないようにしないといけないので、思い切りはアクセルを踏めない。 そのうち左のドアミラーに車を追いかけながら走っている犬の姿が見えた。 スピードを上げ、犬を引き離しながら、「どうしたんだろう、飼い主が遭難でもしたのか?」なんて考えているうちに犬は見えなくなった。 「でも、車なんかも無かったし」 そう思っているうちに、目の前に白い犬が現れた。 「えーっ、抜いちゃったの。いつの間に」なんて思っていると、その犬が運転席の外側にやってくる。 今度は車を止めて向き合うと、さっきの犬とは少し違うような気がする。 何か言いたげなので、「お前の連れなら後ろだよ」と後ろを指差す。 気持ちが悪いので、窓も開けていない。手振りのみ。 後ろの犬もけっこう引き離したので、「やってくるようなことは無いよな」 なんて思っていると、目の前の犬が、僕の指差した方向を眺め始める。 「お、言ってる事が分かったの」と思った直後、一匹目の犬が目の前に現れて、二匹の犬はめでたく合流した。 「うんうん、これで俺の役目は終わった。二匹は会いたがってただけなんだ」と思いながら車を出した。 しばらく走って二見ケ浦に着いた。 若いカップルが何組か見に来ていた。 こんなものか、と思いながらジュースを買い、帰路についた。 もうカミさんも帰ってきてる時間だ。 早く帰って、今日の病院の結果の報告をしなければならない。
by tak1earth
| 2006-05-16 02:06
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